連日、虐待事件に関することになるが、鹿児島県出水市の大塚璃(り)愛来(あら)ちゃん(4歳)が死亡した件では、母親の育児放棄を認めておきながら、一時保護はしなかったとのことはなんということかと腹立たしい。
 「児童福祉法に基づく一時保護をすることを決めて県警に要請したが、母親が引き取りに来たため、実行されなかったと明らかにした。しかし、県警は要請を受けていないとしており、認識が食い違っている」(産経新聞25面)。
 自分の子供を面倒見ない母親も母親だが、児相、市役所、警察の連携、協力はどうなっているのか不信がつのる。
 テレビから子供のあどけない顔を見る時、なんともむなしい。子供の虐待ゼロにすべく私なりに発信、行動して参りたい。
 日露首脳会談が行われ「北方領土問題で前進なし」という報道だが、首脳会談で話し合われたことが前進である。
 なによりも11月16・17日、チリでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で首脳会談をすることが発表されたことは、安倍総理、プーチン大統領双方が率直に平和条約、領土問題解決に向け話し合い、お互い考え方を述べ、それを踏まえての日程発表であり、歓迎すべきことである。
 「安倍総理とプーチン大統領とでしか歴史は作れない」と改めて確信する次第である。