トランプ大統領が板門店で北朝鮮金正恩朝鮮労働党委員長と電撃会談した。
韓国を訪問するのでサプライズがあるのかなと思ってはいたが、まさに歴史は動いた。米国大統領が初めて北朝鮮に一歩をしるした。
なんとダイナミックな出来事かと思いながら、対話を重ねることによって、信頼関係が築かれる。一回よりも二回、二回よりも三回である。
非核化に向け今後前進されることを期待したい。
 北海道にいると「交渉は上手く行っているんですか」と北方領土問題について聞かれる。私は上手く行っていますと答える。
前日も触れているが、29日に行われた首脳会談では、紙を出さない方向だったが、合意内容を報道機関向け文書として発表した。これ以上下がらない、後退しないことになる合意文書である。
さらに東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員長である森元総理がプーチン大統領と会って、森元総理は率直にプーチン大統領にストレートにわかりやすく安倍総理の思いを伝えている。森元総理の果たした役割も大きい。
29日夜、森元総理からお電話を戴き、会談の様子を聞かせて戴いた。核心に触れる話をされている。
森元総理、安倍総理の阿吽(あうん)の呼吸で北方領土交渉が進んだと確信している。
 安倍総理は今回の会談で一つ難しいハードルを越えたと評価するものである。
 9月のウラジオストクでの東方経済フォーラム、11月チリ・リマでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)、その間ラグビーワールドカップにプーチン大統領を正式に招待している。年内に行われるであろう数度の会談で、確実に一歩ずつ前進されると確信している。
 今日から7月、早いもので1年の半分が過ぎてしまった。今月は選挙があるので、アッという間で来月はお盆である。時間は待ったなしに過ぎていく。
 鈴木宗男「最後の闘い」、政治家としての集大成となる「最後の闘い」にしたい。
今日も根室管内別海町、釧路市を廻りながら「鈴木さん頑張って。応援します」という温かいお声を戴き、勇気百倍である。