26・27日、松山千春さんの春のコンサートツアーファイナル札幌公演に足を運んだ。
 先々週の大阪2日目、仙台、先週の名古屋を扁桃腺のため、中止したので札幌はどうなるのかとファンの皆さんは松山さんの身体のことと、公演が行われるのか心配していたと思うが、松山さんは全力で2日間熱唱され、松山さんの元気な姿にファンの皆さんもホッとしながら安心と満足したことだろう。
 トークの中で2日間とも私のことに触れてくれた。「宗男さんには声なき声に応える政治をしてもらいたい。声の出せる人はまだいい。声の出せない人がいる。そんな人の為に頑張ってもらいたい」と話された。全くその通りと私も胸に刻ませて戴いた。
さらに昭和58年12月最初の選挙のエピソードを話された。
「陸別という足寄の隣から遊説するのだが、出発の前に宗男さんはウグイス嬢(選挙の呼び込み)を集めて、皆も知っている通り厳しい選挙戦だ。定数5人で6番・7番とマスコミは言っている。しかし、負けてもそれは鈴木宗男、俺の責任だ。今日1日お願いがある。1回でも多く鈴木宗男と叫んでくれと宗男さんが話し、俺(千春さん)も今日1日必死で闘うので頼むと言うと、ウグイス嬢は皆涙した。そして陸別をスタートして足寄に入った。故郷は有難いもので、駅前から両国橋まで足寄にこんなにも人がいたかと思うほど集まってくれた。なかには共産党の人もいた。故郷の優しさ、人情に宗男さんと抱き合って感謝したものだ。そして5人中4番で当選することが出来た」としみじみと話して下さった。私も客席で千春節を聞きながら、感慨無量だった。
 あわせて37年前のことがメラメラと頭を過り、最後の闘い、悔いのない闘いにしようと自分に言い聞かせた。
政治家鈴木宗男の集大成の選挙にしたい。
 7月14日(日)16時から18時まで松山千春さんが応援に駆け付け、銀座・有楽町・渋谷で街頭演説をする予定である。
 20日(土)選挙戦最終日、17時から19時まで札幌すすきので最後のお願いに千春さんが駆け付けて下さることになった。
3度目の奇跡(1回目は昭和58年12月最初の選挙、2回目は平成17年新党大地を立ち上げての選挙)を、何が何でも成し遂げたい。
 全国の読者の皆さんのご支持、ご理解を心から心からお願いする次第である。