金融庁は3日、人生100年時代に向け、老後に必要な「資産寿命」の指針を公表している。
 公的年金を老後の収入の一つとする「公助」と、現役時代から資産形成する「自助」の二本柱となっている。
 年金生活に入り、30年生きたとすると2000万円の貯金が必要となっている。
 簡単に2000万円というが、誰もが貯金が十分あるという人ばかりでないだろう。年金が下がるとさらに貯金のウェートが高まってくる。
 長生きして良かったと安心して老後を送ってもらうためにも、やはり年金水準をしっかり守ってあげなくてはならない。
 国民が年金の先行きを心配するようでは、政治がなかったことになる。そのためにも責任ある政治、安定政権が必要であることを国民一人一人が十分考えなければならない。
 「還暦60歳」「古稀(こき)70歳」「喜寿(きじゅ)77歳」「米寿(べいじゅ)88歳」と人生の大きな節目と教えられたが、今や「50・60鼻たれ小僧。70・80働き盛り。90になってお迎え来たら、100まで生きると追いかえす」という言葉が当たり前になっている。
 体調管理をしっかりして健康な身体で日々活動したいものである。
 中国で民主化を求めた学生と軍が衝突した「天安門事件」から今日で30年になる。
 「中国は発展とげ、世界第2位の経済大国となったが、自由と民主、人権、公正、公平は果たしてこの30年どう変わったのだろうか」という声が寄せられた。
 読者の皆さんはどう受け止めておられるだろうか。教えて戴きたいものである。