昨年6月以来行われていない党首討論を来月19日で調整していると報道されている。
 6月26日が会期末でそのタイミングでの党首討論となると「解散表明」があるのではと短絡的に受け止める向きもある。
 確かに平成24年11月14日、当時野田佳彦首相は、安倍自民党総裁とのやり取りで「明日にでも解散しましょう」と突然の予期せぬ発言があり、安倍総理も「やりましょう」となって、12月総選挙となり民主党は大惨敗し、第二次安倍政権誕生となった。
 今回は先週あたりから同日選の話題が出ているので、与・野党ともそれなりの心の準備をしての党首討論となり、解散となってもさほど驚かないのではないか。
 いずれにせよ解散権は安倍総理の専権であり、安倍総理の判断、決断である。神のみぞ知ると思いながら、ソワソワしているのが議員心理だろう。
 16時から東京大地塾。今月のテーマは「政治家の暴言と日露交渉」で、いつも通り佐藤優さんからお話を伺い、質疑応答する。
 今日発売の週刊誌の件もあり、皆さん興味深く佐藤さんの分析を拝聴されていた。
 明日、衆議院議院運営委員会に丸山議員本人が呼び出されることになっており、そこでどのような説明をされるのかその内容いかんで丸山議員の責任の取り方が決まることだろう。
 口は災(わざわ)いの元(もと)とよく言われるが、国会議員の発言はついてまわることを頭に入れておかなくてはならない。

※東京大地塾