自民党各派閥の政治資金パーティーが目白押しと報道になっている。
 平成研究会(旧小渕派)は3月13日に開かれ、5月9日二階派、13日石破派、今日は麻生派、15日岸田派、21日細田派、29日石原派となっている。
 毎年各派閥は資金集めパーティーを開くが、参議院議員選挙の前は特別の雰囲気がある。
それにも増してダブル選挙の憶測が出てくると自民党幹部の発言も変わってくる。
 萩生田幹事長代行が4月18日「消費増税先送りで、衆院解散で信を問う」とインターネットテレビで発言すると22日には、二階幹事長は記者会見で「個人的会見で相談や了解があったわけではない」と不快感を示している。
 ところが昨日、二階幹事長は記者会見で、衆・参同日選の可能性について「安倍首相が判断すれば全面的にバックアップして対応する用意はある」と述べている。20日少しの間で言い振りが大きく変わっている。
 こうしたことを踏まえると、やはりダブル選挙も頭に入れておかなくてはと衆院議員の皆さんも足元が自然と動き始めるのではないか。
 解散は安倍総理総裁の専権であり、神のみぞ知るである。あわせて「備えあれば患いなし」「常在戦場」の心構えで日常の活動が勝敗を分ける。
 国民から選ばれる国会議員は、飲酒して余計なことを言ったり、間違った行動をするとブーメランとなって返ってくる。
 くれぐれも自分の分、立ち位置をしっかり考えながら国政と向き合って戴きたい。