日米首脳会談終了後に共同記者会見が行われなかった事に対し、メディアはさまざまな憶測、見方をしているが、その時その時の状況で行われたり、しなかったりしている。取り立てて騒ぐ話ではない。
 逆に共同記者会見で、一方的にそれぞれの主張を述べたりすると会談そのものの意味、位置づけがなくなってしまう。
 会談要旨は、安倍総理も記者団に説明し、アメリカ側もホワイトハウスも声明を出している。これで十分な対応ではないか。両首脳の会談では、二国間の話は勿論だが、グローバルな世界を考えての機微な話も当然されている事である。静かに、表に出ないことも重要なポイントである事を考えるべきでないか。
 メラニア夫人の誕生日を安倍総理夫妻、トランプ大統領夫妻とでお祝いするだけでも日米首脳会談は大成功だったと言ってもよいだろう。
 連休2日目、平成の時代、今日しか札幌にいないので北海道神宮にお参りに行く。大勢の人が参拝に来ていた。
 好天にも恵まれ、北海道神宮の桜も七分から八分咲きで、令和がスタートする時は満開になることだろう。なんとも素晴らしい巡り合わせと自然の成せる力に、ただ感激である。
 参拝後、神宮境内を歩いていると「先生、写真を撮らせて下さい」と声がかかり、その数、何百人となった。時間の許す限りお付き合いをし、「鈴木さん頑張って」「応援しています」と励まされ、勇気とやる気を戴き、有難い限りだった。
 北海道神宮に深々と頭を下げ、まもなく満開になるであろう桜に会釈したものである。

※北海道神宮境内で