昨日投開票された衆院補選で、大阪12区では維新の候補者が、沖縄3区では野党系の無所属候補者が当選した。
 大阪については自民党議員の死去に伴う補欠選挙で、自民党は議席を失ったことになる。
 大阪府知事選挙、大阪市長選挙での大阪維新の勢いが継続された形である。
 沖縄は県知事になった玉城デニー氏の後継を決める選挙で、野党候補が勝って当たり前である。
 自民党にとって1敗0分けというところだろう。
特に大阪の場合、自民党議員の死去に伴う補欠選挙で、弔い選挙をするなら親子か兄弟、近い関係でなければならない。叔父、甥の関係では、今一つ同情が沸かない。こうした点も微妙に影響したのではないか。選挙は難しいものである。
 統一地方選挙第二ラウンド、新党大地が支援した現職は無事当選でき、新人では網走・苫小牧・旭川・名寄で当選することが出来た。
 残念だったのは帯広の宮野明秘書で、当選できなかった。出馬表明が3月28日とあまりにも遅かった。そして4月14日告示で、正味2週間での選挙入りは無謀と言われても仕方ない。それでも951票という尊い重い票を戴いた。心ある皆さんに感謝の気持ちで一杯である。
 統一地方選が終わり、次は夏の参院選挙、そしてもしかしたら衆院選挙もあるかもしれない。いかようにも対応できるように頭の体操をしっかりしておきたい。
 さまざまなシミュレーションを描いてその時を待ちたい。