プーチン大統領が年次教書演説で平和条約締結について「双方が受け入れ可能な条件を共同で探る用意がある」と述べている。
プーチン大統領のやる気が感じられる。
日本も積極的に応えるべきだ。特に政府特別代表の森外務審議官の役割が重要になってくる。
 昨日根室での会合で、安倍総理が北方領土問題を解決して平和条約の締結、そのためには日本もロシアも良かったという現実的な思考での進め方しかないと話し、1956年10月19日日ソ共同宣言が署名された時、「平和条約が結ばれれば、歯舞群島と色丹島が還ってくる」と喜んで提灯(ちょうちん)行列を行った。その時、国後・択捉の名前は出なかったことを申し上げた。
 元島民の最大公約数は、
一、島に自由に行きたい。
一、一島でも二島でも還して戴けるのなら還してほしい。
一、国後島周辺の海を使わせてほしい。

元島民の思いも理解せずに、原理原則を述べるのは無責任である。ここは安倍総理の決断をしっかり応援していくことが国益である。
16時から東京大地塾。16日ミュンヘンで行われた河野―ラブロフ会談について佐藤優さんより分析して戴き、質疑応答。
佐藤さんはいつもよりフランクなお話をされたので、さまざまな幅広い質問が出た。
出席者からも私に対し、今一度選挙に出るべしと激励があったり、面白く愉快な大地塾となった。
タイムリーな時期の大地塾で、出席者も満足してくれたことと思う。

※東京大地塾