昨夕、18時過ぎ車でNHKラジオニュースを聴き終えると「緊急地震速報、福岡県・熊本県・長崎県に大きな地震、安全なところに避難して下さい」と流れた。それから一寸して熊本県で地震発生、そして間をおかず震度6と放送があった。
 震度6と聞いて夕方でもあり、火災や建物の倒壊等心配したが、20時過ぎの菅官房長官の記者会見で、現時点で「人的被害は確認されていない」と聞き、ホッとしたものである。
 自然のエネルギーはいつどこで作動するかわからない。改めて備えあれば憂いなしで心の準備が必要だと自分に言い聞かせたものである。
 2・3日、恒例の正月一大イベントとなった東京箱根間往復大学駅伝競走を見ながら、今年も新しい歴史、ドラマが展開された。
 史上三校目の5連覇を目指した青山学院大学は往路で出遅れたのが響き、追い上げたものの2位だった。
 東海大学の初優勝という結果で新しい一ページが飾られた。
往路優勝は東洋大学、復路は青山学院大学で2日間の総合優勝は東海大学である。
 母校の名誉と栄誉をかけ、タスキを繋ぐ姿は感動的である。なんとかタスキを繋げようと頑張る選手一人一人に責任感と仲間意識、友情が伝わってくる。
 時間内にタスキが繋がらず繰り上げでスタートする選手の表情、残念ながら渡す選手のいない地点にたどり着いた選手の何とも言いようのない顔、それぞれ一生懸命なひた向きさが胸を打つ。
 来年はどんなドラマが展開されるのか。
母校拓大は10区の松岡選手の力走で9位とシード権が取れた。来年の検討を期待したい。