東名高速道路であおり運転をし、結果として2人の命を奪った石橋和歩のことを何度か書いてきたが、今日の新聞を読んで改めて腹立たしい思いだ。
 裁判で弁護側から償い方を問われ石橋は「どういうふうにしていけばいいか判らんです」と話したという。償い方が判らんとはどういう神経か。亡くなってしまったご両親と、残された姉妹に心からのお詫びと謝罪をするのが一番ではないか。
 資金援助しても命は戻ってこないのである。いくらお金を出しても姉妹にとって一番大事な、大切な両親は戻ってこないのだ。「人」としての心を疑う次第だ。
「こんな男にかけがえのない命を奪われたのではご両親も浮かばれない」と言ってきた人がいる。石橋の弁護人も多くの人が憤っていることを知るべきである。
 昨日、午後の便で千歳に向かおうとしたら、雪のため3時間半遅れでの到着となった。冬の北海道ではよくあることなので天気には勝てないと我慢しかない。なんとか会合に間に合い良かった。
 今日は7時から札幌大通倫理法人会モーニングセミナーで講師を務める。朝早くから熱心に足を運ばれる全国の倫理法人会の皆様に教えられること大である。
 10時半から小樽JCTから余市までの後志自動車道高速道路開通式に鈴木貴子代議士の代理で出席。
北海道の高速道路供用率はまだ65%、本州は85%で2割遅れている。小泉政権で道路公団を廃止し、公共事業を削減したツケを北海道が一番受けている。政治力の必要性を感じながらの式典だった。
 14時半より札幌三越前でウォーク&トーク。時折、小雪の舞う中だったが、耳を傾けてくれる人に感謝しながらマイクを握った。
 17時から札幌大地塾。日露首脳会談、北方領土問題解決について私の認識を話した。安倍総理の手で必ず平和条約締結がなされると強調する。
ロシアといえば、北方領土といえば、なにかに付け鈴木宗男といわれてきたが、政治家のライフワークとして一つの仕事をしてきたことに私は誇りを持っている。