スポーツ新聞各紙、テレビのワイドショーは、大相撲貴ノ岩が付け人に暴行したことを大きく取り上げている。
 元横綱日馬富士に暴行を受け、被害者になった人が、今度は加害者の立場である。貴ノ岩が日馬富士に賠償を求め裁判沙汰にし、挙句の果てに取り下げている。独り相撲は陳腐である。
 「貴乃花親方はよく『相撲道』という言葉を使っていたが、親方として若い人にどんな指導、教育をしたのか。人としての立ち振る舞い、礼儀作法をきちんと教えたのか。綺麗ごとを表ではいいながら基本がなっていない」といった声が数多く寄せられた。
 私も一部テレビ、新聞が、美談づくり、元貴乃花親方を擁護するような姿勢を見せつけられてきたが、段々時間が経ってくると、真逆の出来事が表ざたになり、どうなっているのかという思いである。
 今年の3月に貴乃花親方は内閣府に告発状を提出したが、その時期には自分の部屋所属の貴公俊が付け人に暴行し、告発状を貴乃花親方は取り下げている。
こうした一連の流れを見る時、相撲協会を批判してきた人が批判する資格があるのかどうかはっきりしてきたのではないか。
 元貴乃花親方の態度を一つの教訓として、お互い身を処して行きたいものだ。



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