朝3時半にホテルを出て、4時50分発でウラジオストクに向かう。
今朝のヤクーツクは4時の段階で33度、8時頃には35度になるとのことだ。4日間歩くたびに「キシュ、キシュ」ときしむ音に子供の頃を懐かしく想い出した次第である。
 3時間後に到着したウラジオストクは-2度、なんと温かく感じたことか。30度の差は大きい。
 予定通り14時半成田に到着したが、気温は13度で、寒暖差は45度の計算である。
 ヤクーツクで色々な人に会ったが、初代大統領ミハイル・ニコライエフさんとは、1991年4月ゴルバチョフ大統領の訪日に同行し、貴方と会っていると言われ、びっくりした。
また、日本企業に勤めている二人の社員は2001年3月イルクーツクに森首相が訪問した際、イルクーツク大学で日本語を勉強していた学生で私と写した写真を見せてくれたのにはこれまた驚いた。出会い、縁はどこで繋がっているかわからないものである。
 一寸した人間関係で展開が変わってくるとつくづく思いながら、天然資源が豊富で日本に近いサハ共和国は地政学的にも重要であり、日本とサハ共和国の発展を考えた次第だ。
 新しい発見の今回のサハ訪問だった。