昨日昼の便で帯広に飛び、14時から帯広の隣の幕別町で私が組合長を務める十勝軽種馬組合の理事会に出席する。
 その後16時から故郷足寄町で、「税を考える習慣」の一環として池田地方法人会が企画した講演会に講師として招かれる。「我が人生を振り返る」と題して1時間話させて戴く。
 子供の頃から大変お世話になっている人が沢山来ており、照れくささの中での講演だった。
 ちょうど話題になっている日露首脳会談についても日露関係を時系列で説明し、安倍総理とプーチン大統領で合意した流れでしか領土問題の解決と平和条約の締結はないとキッパリ申し上げた。
 16年前、領土問題で鈴木は二島でケリを付ける国賊だといわれなき批判をされたことは何だったのかと私の思いを率直に述べ、現実的解決に向け、決意と覚悟を持って決断した安倍総理の考えは正しいと強調した。
 終了後釧路空港に向かい、羽田経由で関西空港に飛び大阪に泊まる。
 今朝は8時過ぎから読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」日露首脳会談コーナーに出演し、「歴史は動いた。安倍総理の考えでしか領土問題の解決、平和条約の締結」はないと話す。
 大阪伊丹空港から羽田経由で釧路に飛び、15時半から根室市で北方領土元島民代表の方々と今回の日露首脳会談について意見交換。
 元島民の方々は、「安倍総理の判断は選択肢の一つで、今後に期待したい。元島民の思いをもって交渉にあたってほしい」という声が大勢だった。
 いつも言うことだが、元島民の最大公約数は
① 島に自由に行きたい
② 一島でも二島でも還してもらえるものは還してもらいたい
③ 国後島周辺の海を使わせてほしい
である。
 この元島民の声を安倍総理はしっかり受け止めての今回の首脳会談だと改めて元島民の皆さんに補足説明させて戴いた。
 安倍総理には自信を持って仕上げて戴きたい。

※元島民との懇談会