昨日のテレビ・新聞で「オセロ」で世界一、しかも最年少でなった福地啓介(11歳)君が全日空機に登場し、その際、機長が粋な計らいをされたことが大きく取り上げられていた。
 その機長は1982年15歳で最年少優勝した谷田邦彦さんという。何という巡り合わせかと思いながら、人間味のある配慮、行為に全日空はなかなかやるなと感じた次第だ。
 昨年8月20日、千歳発伊丹行の便が1時間も遅れ、機内の乗客がイライラした時、松山千春さんがその場を和ませようとマイクを握った。
 機内でマイクを握れるかどうかは機長判断である。この時も粋な計らいであった。全日空さんの臨機応変の対応は各社も参考、見習っていくことだろう。
こうした話題が沢山出ることにより、世の中、平安であると感じるものである。
 日本を代表する企業が検査データ改ざん問題をおこしている。自動車メーカーはじめ、大手企業がなぜかここ数年、自分で自分の首を絞める行為をしている。
 応用技術世界一の日本が信用を無くすることは、日本全体が落ち込むのである。
 責任感を強く持って原点に返って信用回復に努めて戴きたい。それが国益に繋がるのである。