自民党は内閣人事、党四役人事は2・3日に済ませたが、その他の党役員、国会の委員長人事は9日の総務会で内定した。
 主な党役員では、筆頭副幹事長に稲田朋美氏、組織運動本部長代理に小渕優子氏、広報本部長に松島みどり氏が就任している。
大臣を経験し、将来が期待される女性政治家が党の中核に配置されたことは、安倍総理総裁の的確な判断が働いたのであろう。
 国会の委員長で一番大事な予算委員長に野田聖子氏が、国会運営を担う議院運営委員会委員長に高市早苗氏の起用が決まり、本会議での承認を得て本格的活動になる。
 今月末からの臨時国会では大所(たいしょ)高所(こうしょ)からの実りある議論を展開してほしい。
 党役員の方々は、来年は3月末から統一地方選挙が始まり、7月は参議院選挙である。選挙で結果を出し、安定政権の上で国民の声にこたえることが出来るのであり、司々の方はしっかり責任を全うして戴きたい。
 新聞で「ポスト安倍」に向け、興味深い記事が連日乗っている。
 茂木敏充大臣、岸田文雄政調会長、加藤勝信総務会長の名前がよく出ているが、経験、キャリアから言っても、この3人に絞られたと言ってよいだろう。
 来年参議院選後の党役員改選、内閣改造でさらに絞られていくのではと勝手に推測するものである。
 名前の出ている人は、与えられたポストで汗をかくことが将来に繋がると心して頑張って戴きたい。
 10時からまりもを送るカムイノミ(アイヌの神事)、まりも行列、まりもを湖に送る儀式に出席。自然に感謝し共生するアイヌ民族の歴史が営々と受け継がれている。
動物を獲る時でも、魚を獲る時でも先ずは神事を行い無駄なもの、必要な量しか手にしない価値観、文化は教えられること大である。
 21世紀は環境の世紀と声高に言われるが、アイヌ民族に学ぶことが多いと考える。
 午後の便で釧路から千歳に飛び、18時半から苫小牧市で胆振地区鈴木宗男後援会会合で八角信芳親方に講演をして戴く。
 努力に努力を重ね、第61代横綱になり現在日本相撲協会理事長でもあり、含蓄(がんちく)のある内容で出席者は人生の一つの道しるべになったのではないか。
 人生、自分の目的、目標を達成した人は羨ましくもあり、憧れでもある。

※まりもを送るカムイノミ(アイヌの神事)、まりも行列、まりもを湖に送る儀式
※胆振地区鈴木宗男後援会会合、八角信芳親方講演