日本相撲協会所属の貴乃花親方が引退届を出し、相撲協会から離れた事がテレビ、新聞で何日も取り上げられている。
 貴乃花親方が、親方として周りから信頼され、さらに親方としての責任を果たしていたら、辞める事はなかったのではないか。
 そもそも昨年10月末の日馬富士暴力問題も正しくない、事実でない報道からスタートした。その元をつくったのは、貴乃花親方ではないか。
 「ビール瓶で殴った」とセンセーショナルなショッキングな見出し記事は、誰が言ったのか。同席していた白鵬関が否定し、あとで素手とリモコンで殴った事が判明した。
 暴力はあってはならない。日馬富士は責任をとって横綱を辞めた。「ビール瓶で殴った」という嘘話が出なければ、日馬富士の責任のとり方も変わっていたのではないか。
 貴乃花親方が「相撲道」とか「改革」とよく言われたが、言葉の遊びで具体的にどうするのか示しただろうか。
 人の道に反していたのはどちらだろうか。冷静に考えるべきである。
 「『平成の大横綱』というフレーズが独り歩きして『心・技・体』が備わっていたかどうか、一人相撲をとった結果だ」といった声が寄せられている事をご紹介したい。
 台風24号が沖縄から日本列島を横断する予報になっている。くれぐれも安全対策をお互いしっかりとって万全を期していこうではないか。
 10時から札幌市で松緑神道大和山チャリティーバザーに出席。平和の為に一食を捧げる運動からスタートし、青森はもとより各地で行われているが、継続は力とつくづく感じながら、ボランティアでお手伝いされている皆さんが神々(こうごう)しく見えた。
 13時から大通公園で9月のウォーク&トーク(市民対話)を行う。足を止め、耳を傾けてくれる人が大勢おり、有難い限りだった。
 14時30分から札幌大地塾。ウラジオストクにおける日露首脳会談、東方経済フォーラムでのプーチン大統領の平和条約締結発言に関する私の見解、認識を話す。
 プーチン発言は、平和条約締結に向け最後のチャンスと受け止め、安倍総理の外交姿勢を応援していこうではないかと呼びかけた。
 戦後の国際社会についての枠組み、現在に至るまでの歴史的経緯を出席者の皆さんに説明し、正しく理解して戴いた。
 最後に胆振東部地震で、今も避難を余儀なくされている皆さんに思いを寄せて、自分たちで出来る応援をしていこうではないかと話させて戴いた。
 台風24号が近づく中でも熱心な皆さんに出席して戴き、同志的結合の仲間がいることに嬉しく、誇りに思うものである。

※松緑神道大和山チャリティーバザー
※ウォーク&トーク
※札幌大地塾