自民党総裁選挙の結果について「石破氏善戦」という報道に麻生副総理兼財務相は「何が善戦か。前回よりも国会議員票を落としている」と発言している。正しい認識である。
 昨日のムネオ日記でも触れたが、前回の国会議員票は197票で、今回は405票である。国会議員票が倍以上増えているわけだから、石破氏への73票は格段と少ないことになる。
前回は89票を取っており、石破氏自身、国会議員票が減ったことを深刻に受け止めているのではないか。
この点、安倍総理は国会議員票が増えた分、支持されたことになり、文句なしの安倍総理の圧勝である。
 朝の便で千歳に飛び、胆振東部地震で被災したむかわ町に行き、北方領土色丹島からビザなし交流で網走に来ている代表団が被災者を激励したいとの話が私のところに入り案内した。
 北海道庁を通じ、当初厚真町を訪問する予定だったが、北海道庁から「厚真町は受け入れられない」との返事があったので、役人仕事では駄目だと感じ、厚真町が駄目ならむかわ町にと私は直接竹中町長に話すと「有難いことです。喜んで受け入れます」と即決されての訪問である。
 色丹島でも平成6年北海道東方沖地震で大きな被害を受け、その際、私は人道支援を進めた。その時の日本の善意をよく覚えているので、今回激励をしたいという申し出であった。
 以前からよく知っている顔見知りの島の方がメンバーに入っており、良い交流が出来た。竹中むかわ町長さんの気配りに色丹島の代表団も非常に喜んでおられた。
 「困った時はお互い様」の心は、万国共通であるとつくづく思った次第だ。
 17時から隣の安平町に行き、16日の厚真町での炊き出しに続き、二度目のちゃんこ鍋の炊き出しを行う。
 「美味しい、美味しい」と言って喜んでくれるお顔に、こちらが励まされた感がする。
 松山千春さんが東日本大震災の時、「金がある人は金を出せ。力のある人は力出せ。何もない人は声を出せ」と励ましたことを改めて想い出し、復旧・復興に向け、私の出来ることをしっかりやって行きたい 。

※色丹島からの訪問団とむかわ町被災地視察

※ひかり幼稚園を激励
※安平町で炊き出し