「胆振東部地震 SNS中高生の善意つなぐ 高層階の高齢者に、水を届けたい。協力を 札幌・清田 2日間で30人 階段往復」という一面トップの北海道新聞見出し記事を読み感激した。一部紹介したい。

「高層階に住んでるお年寄りに水届けるボランティア企画するんで ぜひ協力お願いします!」。6日午前9時半ごろ、停電の混乱の中でツイッターに投稿されたつぶやきが、中高生を動かした。
 投稿主は清田区平岡の14階建てマンションに住む西藤陸(りく)さん(16)=札幌南高2年=。420人が住む建物は停電で水を送るポンプが止まって断水になり、「父と水を運んでいて、お年寄りがどうしているか気になった」と振り返る。

 一寸した優しさ、思いやりで社会に貢献できる例である。
 地震発生直後、また、余震が起きた時、「大きな地震がまた来る」とSNSにデマ・悪戯がSNSに流れ、慌てた人も居たと聞く。
今回は若者の純真な気持ちが仲間から仲間に伝わって結果を出している。文明の利器をうまく活用すれば、大きな仕事が出来る良い例であり、これからもSNSはこうした利用をしてほしいと願いたい。
 胆振東部地震で観光北海道が大きな打撃を受けている。ホテル・旅館のキャンセルは50万人ともいわれ、それに伴う関連事業も同様である。
 北海道庁が先頭に立って国内はもとより、海外にも「安全ですよ。心配ないです」という周知を図ってほしい。
また、熊本地震等前例があるので、旅館・ホテル・バス・飛行機等に補助金を出すとか、割引の支援をするとか具体的な手を打つべきだ。
美しい北海道の紅葉を是非とも全国から、海外から見に来てほしいと願ってやまない。
そのためにも、道庁・市町村会関連団体一丸となって北海道に目を向ける活動をしてほしいものだ。