朝、北海道新聞の方から電話があり、今日のうちの紙面に「北海道150年世論調査 北大×道新 連携協定プロジェクト」(北海道命名150年の節目に合わせ、北海道新聞社は北大の協力を得て郵送世論調査を行った。北海道への思いや道民気質の自己認識に加え、この150年で最も功績があった著名人について尋ね、北海道がこの先50年、100年と歩みを進める中で重要になる地方自治の在り方についても聞いた)。
 「功績ランキング 松浦武四郎がトップ」の見出しの処に鈴木宗男が6位に入っていた。全文、紹介したい。

 北海道命名150年の歴史の中で最も功績があった人を自由に答えてもらったところ、探検家の松浦武四郎(1818~88年)を68人が挙げ、2位以下に大差をつけてトップに輝いた。
 江戸末期に6度にわたり蝦夷地を探査し、「北海道」の基となった「北加伊(ほっかい)道(どう)」の名称を明治政府に提案した人物。道が記念事業のキーパーソンとして位置付け、各メディアにも取り上げられたことで、道民の印象に強く残ったようだ。
 2位は、札幌農学校(現北大)の初代教頭で「少年よ、大志を抱け」の名言で知られるウィリアム・クラーク(1826~86年)。北海道の礎を築いたお雇い外国人の代表格として親しまれていることが分る。
 歴代知事4人も上位に入った。3位は公選2代目で自治相も務めた町村金五氏(1900~92年)。挙げた人は大半が60代以上だった。4位は同4代目で元衆院議長の横路孝弘氏(77)。6位は同3代目の堂垣内尚弘(1914~2004年)と、同6代目の高橋はるみ現知事(64)が並んだ。
 5位は札幌のまちづくりに尽力した開拓判官・島義勇(1822~74年)。6位タイには鈴木宗男元衆院議員(70)も入った。タレントの大泉洋さん(45)が9位で、挙げたひとは全員40代以下。屯田兵制を創設した開拓使長官・黒田清隆(1840~1900年)が10位。
 11位以下は、札幌農学校で学んだ教育者の新渡戸稲造(1862~1933年)、十勝開拓の祖・依田勉三(1853~1925年)ら。ロックバンドのGLAYやプロ野球北海道日本ハムのトレイ・ヒルマン元監督(55)と答えた人も複数いた。(小林史明)

 政治家は名前が知られ、名前が残ることが大事である。その点、鈴木宗男の名前が忘れられていないことに勇気や励みを戴いた次第だ。
 北方領土問題解決と明日の日本を創る北海道にするため、もうひと踏ん張りしなければと決意するものである。