米ロ首脳会談が行われ、冷戦後最悪の米ロ関係と言われたが、トランプ大統領の言葉を借りれば「この会談が始まる4時間前から米ロ関係は変わった」と米ロ関係の変化を強調した。トップリーダーの決断で大きな流れが出来たのである。
 トランプ大統領は首脳会談前のインタビューでは、期待値を上げず、今回の首脳会談では何も変わらないとポーカーフェースだった。
ところが一転、首脳会談では思い切ったカードを切ってきた。この点、なかなかの頭づくりである。トランプ大統領は計算しながら発言しているのである。
 米大統領選挙におけるロシア疑惑は、両首脳が「以前にもこれからも選挙に関与したことはない」と記者会見で述べたことにより、これ以上の結論はない判りやすい対応である。
 報道がどんな裏付けを持ってなされているのか説明責任が必要になってくる。
 判りやすい政治の模範ともいうべき米ロ首脳会談だとつくづく思った。日本の野党も見習うべきことではないか。
 噂話や裏付けのない、事実でないことを国会で発言するのは神聖の場を汚すことになる。意識改革をしてほしいものである。
 上ノ国町で昨夜に続きお世話になった方の告別式に10時から参列し、昼過ぎの便で帰京する予定だったが、霧のため欠航となり、2時間半後の便に搭乗する。
 昨日の北海道は太平洋側が30度を超す地点が11地点もあり、釧路市は30.1度、十勝管内広尾町は31.4度を記録している。
 札幌は平年より低い21.3度、小樽も20.7度というから気候変動である。
 21世紀には環境の世紀というなら、国会でも取り上げるべき重要課題ではないかと思うのだが。