東京は、昨日も今日も暑かった。昨日、午後から名古屋市に行き、愛知中・高同窓会に招かれ講演したが、名古屋は東京よりも暑かった。
 広島、岡山はじめ大雨の被災地は、もっと暑いのではと思う時、被災され避難を余儀なくされている方々の体調管理が心配である。各自治体は最善を尽くしていると思うが、念には念を入れてほしいものだ。特にお年寄りが多いと聞く時、尚更心配がよぎる。
 大雨のニュースで小さな扱いだったが12日は、1993年(平成5年)、死者、行方不明者230人を出した北海道南西沖地震から25年だった。
 宮澤内閣の不信任案が通り解散となり、衆院選挙中の最中での災害だった。一番被害の大きかった奥尻島だったが、地震から5年で復旧、復興し、今は見違える姿となっている。
 あの時、選挙後に細川政権が出来たが自民党は国会における圧倒的第一党で行政を動かす事が出来た。政治があったと当時を振り返るものである。
 その2年後、阪神淡路の大地震が発生した。村山富市政権で自衛隊の初動が遅れたり情報が的確ではなく、批判された。政治がなかったと言われたものである。その事は、平成23年3月の東日本大震災での菅直人政権が政治の機能不全と言われた事に通じる。
 少なくとも今回の災害でも安倍総理は、間髪入れず手を打っている。更に更に被災者と寄り添い、復旧、復興に努めて頂きたい。
 午後の便で帯広に向かい、会合、行事に出席。東京とは10度以上も気温が低く、わずか1000㎞離れただけで、こんなにも違うのかと驚くものである。
 自然と向き合いながら、生かされている、生きていることに感謝したものである。