昨日の新聞夕刊、今日の朝刊、テレビも昨日朝から夜までサッカーワールドカップ日本対ベルギーの試合を伝えている。
 予選リーグポーランド戦での最後のパス回しについて賛否両論だったが、ベルギー戦は敗れても「よく頑張った。将来に繋がる戦いだった」という論調である。げんきんなものと人の心理の微妙さをつくづく感じたものである。
 予選リーグを突破しただけでも凄いことで、特にあのコロンビアに勝ち、セルビアには先行されても追いつき、また逆転されても再度追いつき、手に汗握る展開だった。
 決勝トーナメントに進むためにはコロンビア対セネガルの試合状況を見ながらゲームをするのは当たり前で、戦略、戦術として間違った判断ではない。
そして昨日のベルギー戦、世界3位を相手に61位の日本が五分の試合をしたところに大きな意味がある。
いずれにせよ、語り継がれる今回のワールドカップ日本の戦いである。
そして選手もよく頑張ったが、サポーターの試合後のゴミ拾いも、世界中のメディアが評価している。
 日本人としては当たり前のことでも、外国ではそうした習慣、文化がないところが多いと聞く。
私も小学生の頃から整理整頓、掃除、ゴミ拾いは当然のことと教えられてきた。日本の貴重な体験文化が世界に理解され、広まって行くことは喜ばしいことである。
サッカー場でも観客席でも日本は素晴らしい結果を出したことに胸を張って良いのではないか。
 6時半の仙台駅発で東京に戻り、羽田に向かい小松行に乗り、13時半から富山県南砺市で、福野建設業安全大会で講師を務める。
 富山は私の師匠中川一郎先生のお父さんの出身地であり、また、私の秘書を務めてくれた2人の青年が経済人として現在活躍している場所でもある。さまざまな縁のある地で、気持ちよく話すことが出来た。
 18時から鈴木宗男富山後援会の皆さんと懇談。1年に1回の会だが、富山でも物心両面で応援してくれる人が居ることに心から感謝する次第である。

※福野建設業安全大会