最近、また政治家の不規則発言、余計な話で安倍総理の足を引っ張っている。
 衆院厚生労働委員会質疑で、自民党の穴見陽一代議士が肺がん患者でもある参考人に対し、「いい加減にしろ」とヤジを飛ばしている。
 参考人は招かれて出席し、委員会に協力している立場だ。この点、しっかり頭に入っているのか。あまりにも政治家としての基礎体力がなさすぎるのではないか。
 私のもとに「間違って国会議員になった魔の3回生の典型の一人でないか」という声が寄せられた。
 同じく自民党の河村建夫予算委員長が、安倍総理と党幹部との会食後のぶら下がりで「安倍首相は予算委員会の集中審議は勘弁してほしい」と発言したと紹介したことがメディアに取り上げられ、野党の反発を招いた。
 河村氏は「首相から予算委員会よろしくね」と挨拶があったが、勘弁してほしいの発言はなかったと前夜の説明を訂正している。これも気楽に話したことが落とし穴で、誤解を招く発言は厳に慎むべきだ。
 私も安倍総理にあった後、必ずぶら下がりを受けるが、機微な話、話題になる話はしないことにしている。
 実際はニュースになる話をしていても、外交はじめ現在進行形の話は黙っていることが国益になるからである。
軽々にこう言っていましたと中身を話すことの重大さを私はいつも頭に入れている。黙って話題にならないようにするのが、それなりの政治家の心構えである。
くれぐれも総理の足を引っ張ることのないよう与党政治家は心すべきである。
 午前中、東京事務所で仕事をし、午後の便で札幌に向かう。
15時半より大通公園でウォーク&トーク(市民対話)を行い、17時から札幌大地塾。今日の札幌は20度を超え、気持ちの良い天気である。
 米朝会談、日露関係について話をする。耳を傾けて下さる方々に感謝するものである。

※札幌でのウォーク&トーク