今朝の新聞1面見出しトップ記事は
 
読売新聞「米朝『非核化』確認」「初の首脳会談共同声明 具体策示さず」
 朝日新聞「正恩氏『非核化』を約束「期限・具体策に触れず」
 産経新聞「北、検証なき半島非核化」「米は体制保証表明」
 日本経済新聞「米朝『完全非核化』確認」「体制保証を約束 時期や検証先送り」
 毎日新聞「北朝鮮『完全非核化』約束」「共同声明具体策盛らず」
 東京新聞「北、完全非核化署名」「具体策示されず 米『体制保証』」

 各紙の立ち位置が垣間見えるが、大体似たような認識、受け止めでないか。
 「具体策なし」と簡単に言うが、今だ、休戦状態の南北関係38度線である。一度の会談で一気にすべてが片付くものではない。米国も北朝鮮も国益と名誉と尊厳をかけている。
 米・朝首脳会談が行われただけでも大成功で、合意文書にサインできたことは歴史的一ページを飾っている。これからスピード感を持って具体的に詰めていくことだろう。
来週にもポンペオ国務長官と金正恩委員長が会うことをトランプ大統領は記者会見で発表している。
 いずれにせよ、半島情勢が良い方向に動き出したことは事実である。いずれ、日本の安倍総理、ロシアのプーチン大統領の出番があり、新たな役割が出てくることは間違いない。外交力、イコール人間力である。
 安倍総理の豊かな経験が活きてくるものと確信している。