メディアは朝から米・朝首脳会談一色である。いかに歴史的な会談かが伝わってくる。
 両首脳が会談場所に入る姿を見ながら、若干緊張しながらも、やはりリーダーの風格を備えている。
 10時から、テタテ(1対1の会談)、拡大会合、昼食はさんで14時40分に合意文書に署名している。
 首脳会談前、お互い一方的に自分の主張をし、席を立つのではと報じたメディアもあるが、米・朝それぞれプレイヤーがいた。
トランプ大統領、金正恩朝鮮労働党委員長の意向を受け、入念に打ち合わせをして、今日に至っていることが判る。歴史を作るにはこうしたプレイヤーがいるものである。両首脳のレベルの高さが垣間見れる。
 今回の合意を受け、いよいよ日本の果たす役割も出てくることだろう。
 トランプ大統領は記者会見で今回の首脳会談実現にあたり、シンガポールに感謝し、次いで文韓国大統領に、そして安倍総理を名前を上げ感謝している。さらに習近平中国国家主席の名も上げた。なかなか考えた言い振りである。
 ここにもトランプ大統領の優れたリーダーシップ、判断がある。これからの展開に期待したい。

※明日13日(水)、文化放送ラジオ「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!」に15時30分~16時20分生出演します。テーマは「米朝首脳会談他」です。是非、お聞き下さい。