米朝首脳会談が6月12日、シンガポールで行うとトランプ大統領がツイッターで明らかにしている。
本来なら記者会見で発表するべき大きな出来事と思うが、ツイッターとはトランプ流である。
 この2か月間、中朝首脳会談に始まり、当時のポンペオCIA長官の極秘訪朝、南北首脳会談、最近では王毅中国外相の訪朝、そしてポンペオ国務長官の訪朝で、米国人3人の解放、その間日米、そして昨夜の米朝会談決定である。日韓首脳の電話会談、東京での日中韓3か国首脳会合等、世界が北朝鮮の話題で動いている。
今後5月25・26日の安倍総理の訪ロから日本の存在感を示すことが出来るだろう。北朝鮮との関係ではロシアが歴史的にも一番深い。プーチン大統領抜きにして朝鮮半島の安定はない。合わせて日本の果たす役割も出てくる。
 プーチン大統領とグッドタイミングで会談出来、6月8日からのG7サミットに繋がる。この点、9日にも書いたが、安倍総理が持っている「何か」がこれから活(い)きてくる。
 安倍総理には自信をもって地球儀俯瞰外交を展開して戴きたい。
 マレーシアで9日行われたマレーシア連邦議会下院選挙でマハティール元首相が率いる野党連合が過半数を取り勝利している。
 英国から独立した1957年以降で初めての政権交代で、92歳のマハティール氏は過去に1981年から2003年まで約22年首相を務めており、15年振りの再登板である。
 92歳とは思えないハツラツとした姿に、教えられること大である。