国会がやっと動き始めたが、なんとも締まらない野党(維新を除く)の判断である。今日の産経新聞1面トップが、一番胸にストンと落ちる。
 「国会今日より正常化 柳瀬氏10日参考人招致 審議拒否に限界 折れた野党『18連休』世論も付いてこず」という見出し記事に頷くものである。
 「出口を見いだせない野党には、世論の逆風も吹き始めた。希望の党の玉木雄一郎代表(当時)は3日『地元や親からもそろそろ出た方がいい』と言われると漏らしたほどだ。玉木氏は7日、国民民主党の共同代表に就いたが、就任会見では『原則今後の国会運営では審議拒否しない』と語らざるを得なかった。自民党幹部は7日夜、迷走した野党の国会戦術をこうあざ笑った。『野党は税金泥棒といわれるのが嫌だろうからな』」と記事に出ている。
 的(まと)を得た、分かりやすい話ではないか。
 国会は審議する場である。それを放棄した野党(維新を除く)の責任は重い。国民を軽く、甘く見てはならない。
 いずれブーメランになって返ってくる事だろう。