国会は野党が審議拒否をし、与党だけで衆・参予算委員会で安倍総理が出席し、集中審議をしている。
 野党は国会でしっかり議論をし、その評価を得て国民の支持を受けて選挙に勝つしかないのに、自らその手段を放棄していることに本当にやる気があるのか。パフォーマンスのみの無責任な姿勢でないかと厳しく指摘したい。
 昨日、自民党の森山国対委員長が「不信任案が出されれば、解散も内閣の一つの選択だろう」と述べたことに野党は批判しているが、解散は政権選択選挙であり、政権交代するチャンスである。それを「ノー」という野党の感覚はどうなっているのか。打って出る機会、意識、責任が全く見えてこない。ここに野党の支持が上がらない原因があるのではないか。
いずれにせよ、民主主義は議論に議論を重ね、そこで得た結論はお互い責任を持つ、これが約束である。
ただ身勝手な、一方的な思い込みで何も裏付けもなく安倍総理を批判するのは間違っている。
「森友」でも「加計」でも安倍総理にとって事件性のない話で、この点、冷静に考えてほしいものだ。
 大型連休前に野党が国会の質疑に応じないという事態は異常である。早く目を覚ませて、国民の負託に応えてほしいものだ。
 16時から4月の東京大地塾。今回のテーマは「公文書改ざん」「シリア問題」「財務省のセクハラ問題」というテーマで、いつものように佐藤優さんから話をして戴き、質疑応答を行う。
 さまざまな角度からの分析に、報道に出ない極めて興味深いお話に、出席者の方々も新たな思いを持ったことだろう。

※4月の東京大地塾

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