沖縄県沖縄市長選挙は、自民・公明・維新推薦の無所属現職の桑江朝千夫氏が、翁長雄志知事が推す新顔を破り、しかもダブルスコアに近い大差で勝利している。
 「オール沖縄」と翁長知事が誇っていた支持団体も綻(ほころ)び始め、沖縄にも新しい流れが出来つつある。
これで今年に入り、市長選では名護、石垣に続き、翁長氏応援の候補は敗れたことになる。
 こうした選挙結果を見る時、安倍政権、与党が理解、評価されていることが判る。
 一方的な頭作りで、批判のための批判では物事が前に進まないことを沖縄の皆さんも判ってきた証ではないか。
 世論調査で政権の支持率が下がりっぱなしといっても、政党支持率で自民党・公明党の支持は落ちていない。一方、野党は伸びていない。国民は冷静に現実を直視していると感じるものである。
 国民の絶妙なバランス感覚に教えられること大である。
 昨日、平昌オリンピック男子フィギュアスケートで金メダル2連覇の羽生結弦選手は仙台で、スピードスケート女子で金メダル含め5つのメダルを取った高木菜那、美帆姉妹が十勝管内幕別町、それぞれ出身地でパレードを行っている。
 大勢の人が駆け付け、テレビからも大活躍を称える声が伝わってくる。スポーツが教えてくれる感動や、喜びを改めて知った思いである。
政治の世界でも頑張っている人には声援を送りたいものである。身勝手な思い込みや一方的頭作りで国会審議をボイコットする行為は許されない。真にフェアな議会であってほしいと願ってやまない。

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