防衛省でないといっていたイラク派遣隊の日報が見つかったことが明らかになったが、まさに官僚、役人の不作為でないか。
 野党は安倍総理、小野寺防衛大臣の責任を追及しているが、事務的なミスを安倍総理、小野寺大臣にぶつけるのは、的外れと思うのだが。
 昨年国会で問題になり、稲田防衛大臣は責任を取って辞任した。この時も感じたものだが、官僚が組織的にサボタージュしたり、書類を隠されてしまうと大臣とて動きは取れない。
 1月26日発見されたものが2か月半後に大臣に上がるのは異常である。制服組を含めて内局はどう対応したのか徹底的に解明する必要がある。
 野党も大臣を責めるのではなく、与野党の垣根を越えて文民統制がなされているかどうか一緒になって取り組むべき問題だと思うのだが。もっと大局観に立った判断をすべきでないか。
 春の甲子園選抜大会は、大阪桐蔭高校が2年連続優勝を果たした。下馬評通りの結果に、やはり実力があったということだろう。
 夏の大会に向け、全国高校球児の新たな闘いがスタートした。夏のドラマを待ちたい。

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