昨日、自民党大会が開かれ、サプライズゲストとして、平昌オリンピックスピードスケートで、金・銀・銅メダルの大活躍された高木美帆選手が登場し、橋本聖子参議院会長と対談している。
 出席していた鈴木貴子代議士の話によると、堂々とした話ぶりで、さすがメダリストとの事だった。スポーツにおける感動は特別なもので、大きな勇気ややる気を教えてくれる。
 高木選手を招いた事は、自民党が「しっかり国民に寄り添い、政治の信頼回復を図ります」というメッセージであったと受け止める次第である。
 安倍総理総裁が、「大変ご心配をおかけしている、申し訳ない思いだ。行政全般の最終的な責任は私にある。行政の長として、その責任を痛感している。国民の皆様に深くお詫び申し上げる」と財務省の文書改ざんで陳謝している。
 これまで過去にも大臣が、自らの発言や行動で辞任した際も、安倍総理はすべて自分の任命責任と言い、転嫁していない。ここに、安倍総理の潔さ、胆力を感じる。
 この心構えがある以上、何も心配することはない。国会答弁もぶれていない。ここは政治の信頼回復を果たし、地球儀俯瞰外交を推し進めて頂きたい。
 昨日の甲子園春の選抜は、30年ぶりにスタンドに入れない「満員通知」が出ている。高校野球がいかに広く国民に浸透しているかを物語る出来事ではないか。
 一個の白球に懸ける高校球児のひたむきさに、多くの人が何物にも代えがたい思いをもっている証である。
 感動、勇気を政治の場でも発揮してほしいと期待する次第である。

☆2月8日に、中央公論新社中公新書ラクレより発売された私の著書「政治人生」(800円税別)が、北海道新聞はじめ全国紙にも広告が掲載されました。
 全国の書店にて発売中ですので、ご一読下されば幸いです。