昨日、森友学園の前理事長・籠池泰典と野党3党の衆議院議員が接見している。
 接見後、記者団に、昭恵夫人が「いい土地ですから前に進めて下さい」との発言に「確かにあった。間違いない」と証言したと述べている。
 籠池の一方的な発言をもって、あたかも「正しい」という頭づくりはいかがなものか。
 昨年3月の国会での証人喚問では、昭恵夫人は「いい田んぼができそうですね」と言ったと証言していた。今回の証言では、違ったいい振りになっている。
 時間が空いていたから、籠池に土地を見て下さいと言われた。例えば、籠池から「良い場所です」と言われたら、普通は頷いたりするのではないか。そんな類(たぐい)の話を、あたかも核心をついたというような受け止めに驚くものである。
 百歩譲って、昭恵夫人が「いい土地ですね。前に進めて下さい」と言ったとしても、事件性もなければ、何も問題ない。籠池が一方的に自分の都合のいいように、財務局に主張をしていた事ではないか。
 「レベルの低い話です」「一方的な思い込みの判断は困ります」「それを正しいかのように報道するのはいかがでしょうか」と言った声が寄せられた。私もその通りだと思う。
 文書改ざんについて27日、当時の理財局長であった佐川氏が証言される。それで何故、財務省理財局近畿財務局が改ざんしたのか明らかになる。それまで静かにしている事が、賢明ではないか。
 貴乃花親方が、日本相撲協会の対応に問題があったとして、公益認定等委員会に出した告発を取り下げたと報道されている。自分の部屋の弟子の暴行事件を受けての事だという。
 「親方としての指導、監督を何もしないで、改革とか相撲道とか言わないでほしい」という事が、多数寄せられた。まったくである。
 甲子園に、駒大苫小牧高校の応援に駆け付けた。残念ながら、相手の静岡高校が一枚上手だった。夏に期待したい。

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