ロシア大統領選挙は、プーチン大統領の圧勝で76%以上の支持を受けた。
 プーチン大統領は勝利宣言し、ロシアの成功を高らかにうたっている。強いロシアが更に安定していくことだろう。
 国境画定、領土問題解決、平和条約の締結はトップリーダーの判断でしか解決しない。プーチン大統領との信頼関係の深い安倍総理との間でしか新しい歴史は創れない。
 ロシア国民が自身を持ってプーチン氏を選んでいる時、日本の国会では、森友学園文書改ざんの話ばかりである。これで、国益が守られるのかと心配でならない。
 頭から安倍総理が関わっているという一方的頭づくりでの共産党の質問を聞きながら、何と身勝手な自己中心の考えかと怒りを覚えた。
 予算審議で、もっと国家百年の大計を踏まえたやり取りがあってもいいのではと思いながらも、しかし、文書改ざんは断じてあってはならない。
 17年前、私は外務省が改ざんした文書を共産党に送られ、世論操作され国賊扱いを受けた経験がある。
 財務省に対し、誰が改ざんを指示し、誰が責任者であったか、亡くなった職員のメモにも、改ざんの事に触れていると報道されているので、これらも遺族の了解を得て、公(おおやけ)にして、白黒しっかりつけるべきである。
 その上で、改ざんをした財務省の責任者を公(おおやけ)にし、しかるべき責任を取らせるべきではないか。
 一日も早い財務省の調査結果を待ちたい。
 あわせて、土地売却に対し、問い合わせた国会議員と秘書からも事実関係を聞く必要があるのではないか。
 全く関係していない安倍総理よりも、第3者の影響力の可能性もしっかり調べるべきである。
 そうすることが、国民の疑念や、不信に応える道である。

☆2月8日に、中央公論新社中公新書ラクレより発売された私の新書「政治人生」(800円税別)が、北海道新聞はじめ全国紙にも広告が掲載されております。
 全国の書店にて好評発売中ですので、ご一読下されば幸いです。