平昌オリンピック2日目、メダルが期待され、8年ぶり二度目のオリンピック出場のスピードスケート女子3000mの高木美帆選手は5位だった。
    オランダ勢が表彰台を独占している。やはり、世界の壁は高い。
    初出場の佐藤綾乃選手は、自己ベストを出し、8位入賞である。21歳、スピードスケートでは最年少である。まだまだ伸びしろがあるだろう。
    2人ともまだレースが残っている。必ず良い結果を出してくれる事だろう。
    スキージャンプ男子ノーマルヒルもメダルを願ったが、8度目のオリンピック出場で45歳の葛西紀明選手は21位、伊東大貴選手は20位、エース格の小林潤志郎選手は、2回目に進めなかった。弟で初出場の小林陵侑選手はなんと7位入賞である。お兄さんに大きなプレッシャーがかかっていた分、弟は気楽に飛べたのかもしれない。
    男子は団体、ラージヒルに期待したい。
    ジャンプは追い風か向かい風かで、全く状況が変わってくる。小林潤志郎選手の1回目、風に左右され不運だったと、素人の私にも判った。
    これが勝負というものかと思いながら、運を引き寄せる力も必要だとつくづく感じたものである。
    運という字は「軍(いくさ)が辶(はしる)」と書く。努力、頑張っていないと運はない。日頃の精進が最後は物を言うのは、どの世界も一緒であると思いながら、勝利の女神がどう微笑むかも勝敗の分かれ道だと思ったものである。