連日、報道されていた平成研究会の額賀会長の進退について、円満に関係者が大人の対応で収まり、良かった。
もともと参院側も平成研を割る考えはなく、平成研の強化、団結のため、以前からの約束を履行してほしいという思いであった。治まるところに治まり、何よりであった。
 私も現役時代、藤井孝男氏・額賀福志郎氏・鈴木宗男と、平成研三羽ガラスと呼ばれたことがあった。
額賀氏とは昭和58年同期当選4歳上で、藤井氏は5歳上なので、この2人を先輩として奉っていた。
 小渕恵三先生、橋本龍太郎先生が早くに亡くなり、私が国策捜査に遭い、野中広務先生が引退し、平成研の求心力がなくなって行った。今回の出来事を見るにつけ、私自身申し訳ない思いだった。
1月25日から平成研のことがメディアに出始め、私も衆・参の平成研の幹部、有力OB、さまざまな関係者と会い意見交換したが、私の思った流れで落ち着き良かった。
 「一致結束箱弁当」、これが平成研の合言葉である。新体制で今一度この合言葉の下に良き伝統を取り戻し、国家・国民の為に汗をかいてほしいとねがってやまない。
 今日から平昌オリンピックがスタートした。開会式に先立ち、昨日行われたスキージャンプのノーマルヒル予選では、日本の出場4選手は揃って全員が10日の本選に進むことが出来た。
 8度目のオリンピック出場で、45歳のレジェンド葛西選手は亡き妹さんから戴いたお守りを何時もの様にヘルメットに付けて飛んだことだろう。
10日の本選、思いっきりジャンプをして日本中を興奮させてほしいものだ。