２月７日（水）

　テレビ・新聞は眞子さまの結婚延期のことを大きく伝えている。
宮家のことであり、大きな出来事ではあるが、延期と至った経緯はお二人が文書で発表されており、ここはそっと見守ってあげるのことではないか。
　興味本位の話が出ていることは何とも理解しかねる。お二人がしっかり時間をかけて結婚に向けて準備をしていくことだろう。
　今日は北方領土の日である。１８５５年２月７日、伊豆の下田で「日魯通好条約」を調印したことで１９８１年１月「北方領土の日」と制定した。
　平成３０年北方領土返還要求全国大会が国立劇場で開かれ、安倍総理も出席し、挨拶された。
　「戦後７２年経っても日露両国に平和条約がないのは異常であり、これまで２０回の首脳会談をプーチン大統領と行い、信頼関係の上で新しいアプローチにより問題解決に図りたい」との決意を述べられた。
　挨拶の最後に「四島の帰属の問題を解決して平和条約」と２回述べられ、安倍総理の平和条約に賭ける思いが伝わって来た。
　３月の大統領選挙で、プーチン大統領は圧倒的勝利をし、９月安倍総理も自民党総裁選で再選される。
　こうしたスケジュールを考えると、この１年半が大切な時期になってくる。
　領土問題、就中(なかんずく)国境画定は、トップの判断でしか解決できない。安倍総理とプーチン大統領との間で、歴史の一ページが作られることと確信してやまない。