4日に投開票され、自民・公明・維新推薦の渡具知豊氏が当選した名護市長選挙の結果が連日大きな話題になっている。
 世界一危険な飛行場といわれる普天間飛行場の移設は、沖縄にとって最優先課題である。
 駐留米軍がいた方が良いか、いない方が良いかと問われれば、いない方が良い。しかし、中国の動き、中東情勢、北朝鮮を見る時、米軍の抑止力は今しばらく必要であり、日本の平和に繋がる。未来永劫米軍駐留はない。一日も早く駐留米軍が居なくて良い環境にするのが政治の責任である。
名護市民が現実的判断で市民生活向上の判断をした民意を重く受け止めるが大事である。
 名護はもとより、沖縄に配慮した政治を進めてほしいと願ってやまない。
2月16日号の週刊朝日に「法廷に出された貴乃花親方“弟子への鉄拳”疑惑 本人は否定」という記事がある。
 貴乃花部屋に所属していた幕下力士貴斗志が2014年10月に貴乃花親方が出した引退届を不服とし、地位確認を求め裁判している。
元力士の陳述書の中で貴乃花親方が平手で10発位往復ビンタし、その後、拳で顔面を10発以上殴り、他の力士の顔も貴乃花は殴ったということである。貴ノ岩からも殴られたとも書かれている。
 貴乃花親方は「いま相撲界では、過去の反省を顧みない度重なる暴力事件や不祥事により、国民の皆様の期待を大きく裏切り、社会的な信用を損なった結果、組織としての公益性や透明性が大きく問われております」と2月1日のご自身のブログで述べている。言っていることと、やっていることが真逆でないかと思うのは私だけではないだろう。
 是非ともここは貴乃花親方の名誉のためにも自ら説明責任を果たしてほしいものである。
 メディアも真実を、事実を聞き出してほしいものだ。