国会で線香、手帳を配ったことが取り上げられているが、質問している野党の多くの政治家が慶弔費を政治資金から出していると出ている(産経新聞1面)。
 「出処進退」に触れながら、そう言っている人が同じことをしている。なんとも締まらない話である。
 野党の関係者は「政党支部の活動」と述べているが、それならば茂木大臣の答弁と同じであり、何が問題なのか。
重箱の隅を突くような質疑ではなく、日本の将来、未来についての議論をしてほしいと願ってやまない。
 テレビ・新聞は、昨日行われた日本相撲協会理事選挙結果を大きく扱っている。
 貴乃花親方がわずか2票しか入らず落選したことに同情したり、残念がるコメントがあるが、「平成の大横綱」という現役時代の姿が頭にあり、親方になってからの実績、人間性を全く顧みないでの話ではないか。
 プロ野球の世界で「名選手、必ずしも名監督ならず」と言われるが、相撲にもあてはまるのではないか。
 この理事選挙を見ながら私は政界と重ね合わせた。一門と称する言葉を派閥に置き換えると判りやすい。
 派閥は総理総裁を作るためのグループでもあり、結束力が問われるのである。相撲協会の一門も同じで、理事の中から理事長が選ばれるのである。
旧態依然の一門(派閥)論理優先という声もあるが、一門の中のエースが推薦され立候補してのなるほどと言われる結果である。
 かつて政界のジャンヌダルク宜しく田中真紀子さんが国民の圧倒的人気を博した。政治家としての経験、実績がなくてもメディアがあおった結果である。
 小泉政権で外相を更迭され、それからどうなったであろうか。田中さんもメディアの被害者かもしれない。
貴乃花親方も「改革」「善人」とメディアに奉られたが、言っていることとやっていることが必ずしも一致していない。
 今日の新聞に「ただ今後は、いばらの道が待ち受ける。かつて協会顧問を務め、不明朗な金銭授受などの背任行為があったとして協会に訴訟を起こされた人物と貴乃花親方は近いとされている」(北海道新聞21面)と出ている。段々と何が真実か明らかになって行くことだろう。
 14日目、栃ノ心関が初優勝を決めた時のあの祝福の大歓声、千秋楽恒例の理事長挨拶でお詫びを申し上げた時、館内から「八角理事長、頑張れ」の声がとび、大きな拍手に包まれた光景、大相撲を愛する皆さんは判っているとつくづく感じた次第だ。
 八角理事長の下での更なる発展を期待したい。
 朝の便で札幌に向かい、1月31日未明の火災で11人が亡くなった現場に行き、手を合わせる。燃え後を見ながら、生活困窮者の無念さが伝わってくる。
 今回の火災は、札幌だけではなく、全国的な課題である。昨日の国会審議で当然議論されても良い社会問題ではなかったか。政治の場でもっと高い関心を持ってほしいものである。
 札幌で各種団体の行事に出席する。夕方、釧路に飛び、各種イベントに足を運ぶ。

※火災現場のソシアルはいむ

※装道礼法きもの学院新年会

※愛全病院グランドオープンレセプション

※江別市議会議員 野村尚志さんを囲む親睦交流会