今日は私の誕生日である。古希を迎えた。子供の頃、70歳といえば古来希なり、まさに稀(まれ)なことと思っていたが、今は人生85年の時代である。
 世に送り出してくれ、しかも丈夫な体を作ってくれた亡き両親に心から感謝するものである。
 多くの人から心のこもった戴き物があり、感謝と有難さで一杯である。当年(10年)取って60歳の気持ちで、心機一転新しい人生のスタートをして参りたい。
 19時からの千葉市での会合でも誕生日を祝って戴き感激した。
 テレビのモーニングショー、ワイドショーで相撲協会貴乃花親方のことが今日も話題になっていた。親方からのメッセージなるものが仰々しく放送されていた。その中で「相撲協会の未来」という中に次のように書かれていた。

さて、2025年に日本相撲協会は100周年を迎えます。もちろん、その先も相撲は続くわけですが、私たちは若い世代へ、次世代へ相撲を残して行かなければなりません。改革するのではないのです。古き良きものを残すために、時代に順応させながら残すのです。親が子へ継ぐ、その子はまた自分の子へ継がすわけですから、ある意味、協会全体がひとつの家族となるべきだと思っています。その上で相撲は神事で、相撲協会は公益法人ですから、自分のためではなく、人のために生涯を過ごすという、元来の日本人としての精神や理念は不可欠です。そこに一貫性を持つことは相撲界が公益性をもって生き残る上でも大切だと思っています。
相撲は他のスポーツとは位置づけが異なります。相撲は競技であると同時に日本の文化でもあります。つまり我々は文化の守り人であるということも忘れてはなりません。

 全く正しい認識と思いながら「協会全体がひとつの家族となるべきだと思っています」「相撲協会は公益法人ですから」と述べているが、それならば、なぜ貴乃花親方は巡業部長として巡業中起きたことを相撲協会に報告しなかったのか。貴乃花親方自ら被害届を出しておきながら、相撲協会の問い合わせに誠実に答えなかったのか。不思議でならない。
さらに事情聴取に応じなかったのはどうしてなのか。説明もしないできれいごとを言うのはいかがなものか。
 きれい事を言いながらやっていることが真逆では話にならない。先ずは、人としての心構えを示してほしいものである。
 言っていることと、やっていることが180度も違うことに違和感を持つのは私だけだろうか。
読者の皆さんはいかが受け止めだろうか。

※支援者から届いた誕生日ケーキ
※千葉市での会合にて
※参加者全員からバースデーソングで盛大に祝って頂きました!