大相撲初場所は、14日目に栃ノ心関が優勝を決めたが、千秋楽も勝ち、優勝に花を添える見事な結果である。
 表彰式での優勝インタビュー、NHKの21時50分からのサンデースポーツ生放送でも謙虚に礼を尽くしての対応は見ていて気持ちの良い光景だった。なによりも親方、後援者に感謝する姿は「心・技・体」兼ね備えた姿だった。
 ジョージアを出る時、「いかないで」と言ったお母さんに最高の恩返し、親孝行をした栃ノ心関を称えたい。
 人生色んな出来事があるが、栃ノ心関自身が一番驚いているのではないか。清々しい笑顔に、勇気、やる気、励ましを受けた人が多いことだろう。
 春場所が今から楽しみである。
 朝のモーニングショーで、春日野部屋で過去に起きた傷害事件のことを取り上げていたが、頭から春日野親方隠蔽かという一方的な報道であった。
 当時、宗像危機管理委員長も出演していたが、歯切れが悪かった。
テレビに顧問とされるマークがあったが、この人物を表に出して聞くことが真相解明に繋がるのではないか。
 春日野親方は北の湖理事長に報告したと明言している。北の湖理事長が連れてきた顧問である。
 テレビ局も一番「きもの」人物になぜあたらないのか。当時の宗像危機管理委員長と顧問を同席されば一番判りやすいと思うのだが。
 読者の皆さんはどうお考えだろうか。