昨日はクリスマスイブ、キリスト教とは縁がなくても日本人の生活に定着し、ケーキ・七面鳥・ローストチキン等、商業主義が根を張っている。平和の象徴かもしれない光景ではないか。
 平昌オリンピックのフィギュアの代表が男子は羽生結弦、宇野昌磨、田中刑事選手、女子は宮原知子、坂本花織選手と決まった。
 報道では女子の選考について樋口新葉選手を推す声もあり、意見が分かれたと書かれているが、全日本選手権2位の坂本選手を選考したのは当然だろう。
 女子はスキージャンプ、高梨、伊藤両選手、スピードスケートの小平奈緒選手、高木美帆選手らメダル獲得に期待が寄せられている。
 大活躍を日本中が待っている。2か月後が楽しみである。
 競馬のグランプリシリーズ有馬記念は予想通りキタサンブラックが優勝し、引退の花を添えた。
 馬も強かったが、騎手が武豊さんであり、観客から「ユタカ」コールが沸き起こっていた。
 馬主オーナーが北島三郎さんとそろいもそろった組み合わせだった。今年最後のG1レースに感動した人が多かったことだろう。
 私も十勝軽種馬組合の組合長として競馬に関りを持っているが、来年は一層中央競馬会が盛り上がることを願ってやまない。
 産経新聞1面、東京大名誉教授山内昌之先生の「歴史の交差点」という見出し記事があった。一部紹介したい。
 「船のかじを取る人は命令を出す役を他人に任せることもできるが、政治家は自らかじを取る気骨だけでなく、自ら命令を出す言葉を持たねばならぬ、とはプルタルコスの言葉である(「政治家になるための教訓集」『モラリア』9)。将たる者は先頭に立って兵を指揮し、必要なら船のかじを自ら取る必要もある。」と書き、最後に「必要なのは、誤解のない態度と説明できる言葉を大切にすることだ。その意味でも、最近の貴乃花親方の言動には戦略性と説明能力が欠けている。私は『文藝春秋』誌で始めた新連載を戦略の文脈で考える手がかりにもなると信じている。」とまとめている。流石、山内先生と目から鱗である。
 貴乃花親方の目に産経新聞が届くことを願ってやまない。
 安倍総理に2カ月ぶりに会ったが、来年も日露関係の重要性を十分考えておられた。
国内政局についても同じ認識であり、元気一杯の安倍総理であった。