新聞・テレビは、昨日行われた日本相撲協会の臨時理事会のことが一番のニュースである。全国紙が1面で扱うことに、国技大相撲の重みが伝わってくる。
 貴ノ岩を被害者と位置づけながら「混乱広げた貴乃花親方」(毎日新聞3面)という見出し記事もある。
 私のところに「このような事態に至った背景に、貴乃花親方の身勝手な行動、理事でありながら協会に何一つ報告しなかった責任は極めて重い」と言った声が今日も寄せられた。
 いつも言う通り、民主主義は第一に手続きであり、第二に中身である。それを行っていなかった貴乃花親方の責任は、昨日行われた横綱審議委員会全員による「貴乃花親方の行動は非難に値する」という北村委員長の記者会見に尽きる。
 28日、再度臨時理事会が開かれるそうだが、貴乃花親方の肉声での説明を待ちたい。自分の頭でしっかり時系列を踏まえた説明を聞きたいものである。
 14時から今年最後の東京大地塾。「エルサレム・北朝鮮・北方領土」について佐藤優さんから分析してもらう。
 この3つが微妙に繋がっている今の世界情勢に大変勉強になった。参加戴いた120人に心から感謝したい。
 大地塾は、来年も予定通り第4木曜日16時(予定)から行うので、ご出席戴きたい。

※東京大地塾