鳥取県警が元横綱日馬富士を書類送検した。日馬富士は行き過ぎた行為を反省し、責任を取って引退した。
 一方、被害者である貴ノ岩の声が全く聴かれない。何故、貴ノ岩は本当のことを話さないのか。日馬富士もその場にいた横綱白鵬関も公に話をしている。奥歯にものが挟まったような展開である。
 国技大相撲を守るためにもここは事実関係を明らかにすべきである。興味本意にワイドショーで扱うような問題ではない。
 貴乃花親方に近いとされる人が色々言っているが、その場にいたわけでもなく全くピント外れのテレビでの話が多い。口を閉ざしている貴乃花親方の責任はどうなるのか。
 「『改革』と声高にいい、何か善人者のごとく振る舞っていた人が何も話さない処に今回の事件の本質が隠されているのではないか」と確信に触れる話をしてくる人もいる。
 「相撲道を語る資格のない人が、相撲道うんぬんはこれからやめてほしい。相撲道をいう前に人の道をわきまえてからいって戴きたい」と厳しくいう人もいる。それぞれの考えではあるが、その一つ一つに頷くものである。
 国技大相撲ファンとして一日も早い全貌解明を望むものである。
 昨夜から降り出した雨で札幌は高速道路で事故が起き、一般国道は凍って排水ができず水たまりが出来、至る所で通行止めとなり、朝一番の便で女満別空港に飛び、大変お世話になった網走管内雄武町の宿野部さんの告別式に参列し、弔辞をする予定だったが出来なくなり、秘書に代理を頼む。ご家族に心からお詫び申し上げた次第だ。
 12月も半ばになっても近年雨が降ることが多い。気候が、気象が変わってきている。地球環境を一人一人強く考える時期に来ている。
国会でも議論されてよいと思うのだが。