政府は天皇陛下の退位される日程を協議する皇室会議を12月1日に開くことになったと大きく報道されている。
 昨年8月、天皇陛下がビデオメッセージで国民にお話されたことが具体的になってきた。
 
 「皇室会議は、皇室の重要事項を審議する最高機関。戦後はこれまでに7回開かれている。
 会議に諮る事項は皇室典範に規定が設けられており、(1)皇位継承の順序変更(2)天皇や皇族男子の婚姻(3)皇族の身分の離脱(4)摂政の設置・廃止(5)摂政の順序変更――の5項目。開催には6人以上の出席が必要で、多数決で判断する。
 戦後初めての1947年10月の皇室会議では、11宮家の皇籍離脱が議題になった。そのほかの開催は皇族男子の婚姻が審議され、いずれも可決されている。直近は皇太子さまと雅子さまの婚約を正式に承認した93年1月に宮内庁で開かれた。婚姻以外の事柄が審議されるのは47年以来70年ぶりとなる。
 天皇陛下の退位を実現する皇室典範の特例法は、首相が皇室会議の意見を聞いて退位日を政令で定めると規定する。特例法は、陛下の退位で皇位継承1位となる秋篠宮さまの皇族費を3倍にするとしており、秋篠宮さまが皇室会議に加われない「利害関係者」にあたると判断される可能性もうある。(日本経済新聞3面)」

 メディアは競って退位日について触れているが、皇室会議を踏まえて粛々と静かな環境で進められていくことが一番ではないか。
 各種世論調査でも国民は昨年8月の陛下のご意向に賛同している。ここは淡々と厳粛に手続きを取って行くだけではないか。
静かで落ち着いた中での決定を待ちたいものである。
 朝からお客さん対応、テレビインタビュー等をこなし、昼から上野アメ横でテレビのロケをする。放送日等決まり次第、読者の皆さんにお伝えしたい。
 夕方の便で札幌に向かい、会合に出席する。