希望の党小池百合子都知事が代表を辞任した。9月25日、希望の党を立ち上げ、自ら代表になり2カ月も経たないうちに退場である。
 選挙後「創業者としての責任がある」と語っていたので党再建に向け、どのような手腕を発揮するのか注目していたが、あまりにも呆気ない幕切れだった。
 選挙前、あれほど持てはやしていたメディアは「投げ出し、責任放棄」と厳しい。評論家の中にも「政界退くべきだ」といった声まで出ている。
 政治の世界、上手く行っている時は良いが、いったん流れが変わると世の中すべてが斑目(はんめ)になってくる。天国と地獄を見た鈴木宗男の経験でもある。
政治家小池百合子氏にとってこれからが正念場といってよいだろう。
 風やムードでこの1年流れを作ったが、これからどのようにして求心力を取り戻すのか。また、どんな新しい手を考えるのか。
 メディアが弱目になった人を叩くのは常だが、それに対し小池氏がどう反発、反撃していくのかまさに政治家としての真価が問われることだろう。
 鈴木宗男も日々正念場と心して過ごして参りたい。
 昨夕札幌に入り、19時から帯広で大変お世話になった菊地金雄さんのお通夜にお参りする。
 元自衛官で退職後は事務所の手伝いをしてくれた。とっても真面目な方だった。心からのご冥福をお祈りする。
 6時、札幌駅発で函館に向かい、10時半から北海道新幹線渡島トンネルの安全祈願祭に鈴木貴子代議士の代理で出席し、挨拶の機会を得る。
 午後の便で上京し、18時半松山千春さんのコンサートに足を運ぶ。