麻生太郎副総理兼財務相が選挙で自民党が大勝したのは「明らかに北朝鮮のお陰もありましょうし、色んな方々が色んな意識をお持ちになられたんだろう」(朝日新聞4面)と26日語ったことに野党が反発しているが、何が問題なのだろうか。
 場所が自民党議員の政治資金パーティーでの発言である。何でも言葉じりをとらえてケチをつける野党の一方的な、身勝手な姿勢に国民がノーを突き付けた選挙結果をまだきちんと受け止めていないようだ。
もっと冷静に国家・国民のことを考えた話をすべきではないか。
 希望の党の若狭勝前衆院議員が「政治活動はいったんここで退く」と政界引退を表明しているが、この人は何のために国会議員を目指したのだろうか。
 「たった3年の議員生活で何の結果も残さず、落選したら政治家引退、無責任極まりない。こんな人をテレビが連日取り上げていたが、不見識ではないか」と言った声が沢山寄せられた。私もそう思う。
 間違って政治家になり、挙句の果てに落選すれば「オサラバサイサイ」という姿勢は「公(おおやけ)」よりも「私(わたし)」のことしか考えていない。所詮、自己保身の塊である。
 マスコミで少々取り上げられ本人は勘違いしたが、有権者は賢明な判断を下したのである。このことに対しての説明をしっかりしてほしいものだ。
 朝の便で徳島から戻り、10時から平成29年度自衛隊殉職隊員追悼式に出席。殉職なされたご遺族が献花され、その中には2歳、3歳の子供の姿があった。
 お父さんが亡くなったということを実感として知らないで花を手向けるその行いに、何とも胸の痛む思いであった。
 国家の為に崇高な任務にあたり殉職なされた皆様のご冥福を心からお祈りした次第である。
 17時半より第38回東京足寄会が行われたが、北海道へ行く日程の都合で開会前に関係者にご挨拶する。