平昌オリンピックまで150日を切ったが、11日カーリング女子の代表に、ロコ・ソラーレ(LS北見)が中部電力を破り初出場を決めた。
 今でこそ人気の高いカーリングだが、1998年長野で行われたオリンピックでは話題になることはなかった。それが今ではメジャーな競技となっている。
 11日の代表決定戦でLS北見が勝利した後、スキップの藤沢五月選手が相手方中部電力の応援席の前で深々と頭を下げ、涙を流していた。
 藤沢選手は2年前まで中部電力に所属しており、育ててもらった感謝とそのチームと戦う宿命、そして念願のオリンピック出場、さまざまな思いが去来したことだろう。スポーツニュースで藤沢選手のその姿を見ながら感動したものである。
 勝ってガッツポーズを取ったり、雄叫(おたけ)びを上げたりして自分を鼓舞(こぶ)するシーンはよく見るが、勝っても冷静に相手に敬意を表するのが本来のスポーツマンシップと私は考える。
 その点、藤沢選手の中部電力応援席の前で頭を下げた姿は、爽やかで清らかに映った。その涙はダイヤモンドよりも真珠よりも光り輝くものだった。
 藤沢選手所属LS北見の平昌オリンピックでのメダル獲得を期待したい。
 昨日は木村太郎代議士のお別れ会で青森日帰り、今日は私の十勝地区初代女性部後援会会長 内木信子様の告別式のため帯広へ行き、日帰りした。
 昭和58年最初の選挙、親身に勝るご支援を戴いた。北海道の女性経営者10人の1人に選ばれた方でもあった。
 いつも凛とした独特の存在感を持った方で、後援会長で居てくれることに私は誇りを感じたものだった。
 心を込めて弔辞を述べ、心からの感謝を申し上げ、お別れした。
また、大事な人が旅立ってしまった。世の習いとはいえ、何とも言えぬ思いである。