札幌にきて多くの人とお会いしたが、皆さん異口同音私の顔を見ると「千春さん、凄いですね」「千春さんの機転の良さ素晴らしいですね」と挨拶代わりのように話してくれる。私も嬉しく、かつ、千春さんの「神対応」を誇らしく思うものである。
 中には「千春さんの人情味、気配り、ムネオさんと似ていますね」と言ってくれる人もおり、有り難い限りである。
 単位の付かない価値、計算の出来ない価値を淡々と行った松山千春さんに改めて敬意を表したい。
 夏の甲子園高校野球、花咲徳栄高校が初めて深紅の大優勝旗を埼玉県にもたらす。
 今年の試合を見ていて気が付き、驚いたのは、バッターが思い切りスイングすることであった。高校野球が変わったと言ってよいのではないか。  
確実に1点取るという戦法ではなく、選手の特性、持ち味を活かす戦法が見ていて多かった。
 第99回の今大会、逆転につぐ逆転、サヨナラゲーム等、見応えがあった。
 来年は100回という節目の大会になる。出場校の枠拡大とか色々考えている様だが、今からワクワクする思いである。1年後を楽しみにしたい。
 それにしても甲子園に来れた選手、学校は幸せ者である。あと一歩で涙をのんだ夢叶わなかった学校が沢山ある。
 それらの思いをしっかり胸に刻んで頑張った高校球児を称えたい。