昨夕、通常国会閉会を受けて安倍総理は記者会見した。国会を振り返りながら印象操作について強く反論したことを反省したり、加計学園を巡る文書の存在について説明が二転三転し、国民の不信を招いたことに反省していた。
 メディアの皆さんがこれ程までに安倍総理の口から率直に国民にお詫びするとは全く思っていなかったことだろう。
 安倍総理が国民に対して自分の思いを述べたことにより国民も安倍総理の人間性、政治家としての心を感じたのではないか。
 ここに安倍総理の強さがある。反省すべきは反省し、更に前を向いて努力、頑張る姿勢を示したことは強いリーダーしかできない。安倍総理の記者会見に多くの人が納得、理解したことだろう。
 一つ明確に、そして正確に言えることは森友学園の土地の売買についても加計学園の獣医学部新設についても安倍総理は関わっていなかった。この厳粛な事実は国民等しく受け止めなくてはならない。安倍総理の答弁通りだったのだから。
 初の飛行機による北方領土墓参は国後島・択捉島が悪天候のため実施できなかったが、今日は根室も国後も良い天気だという。
 訪問予定の18日の前日も好天でたまたま18・19日が霧になってしまった。
 一部報道で元島民がこの霧の多い時期になぜ日程を組んだかという記事があったが、地元の気候を良く知っていて話すならいいが、身勝手な考えで言われることに違和感を覚える。
 根室地方、北方四島では6月末から7月にかけて霧が多くなる。だから北海道は6月半ばまでに運動会をするのだ。
 永年の天気の流れや確かな裏付けに基づかずに話し、それが見出し記事になる。やはり首を傾げざるを得ない。
 冷静に対応してほしいものだ。